長野県中野市で起きた立てこもり殺人事件。
逮捕されたのは中野市市議会議長の長男、青木政憲容疑者(31)です。
4人もの命を刃物と銃でうばった青木政憲容疑者は4丁もの銃を所持していたといいます。
青木政憲容疑者はなぜ銃を持つことができたのか。
どういった場所で利用していたのか。
銃の所持方法そして許可の取り方などについても調査しました。
青木政憲はなぜ銃を持っていた?

出典:長野放送
中野市の市議会議長、青木正道さんの家に立てこもっていたとされる犯人は長男の青木政憲容疑者でした。
12時間立てこもった後、早朝4時半ころ立てこもった自宅から一人で歩いて出てきたところを身柄確保されました。
青木政憲容疑者は所持していた4丁の銃のうち、1丁を使って警官ふたりを銃殺しました。
銃を発砲して警察官を殺害したとして逮捕された青木政憲容疑者(31)=同市江部=が散弾銃など計4丁の銃について所持の許可を得ていたことがわかった。
朝日新聞デジタル
普通の家庭ならば、銃を所持することはほぼないと考えられますが、青木政憲容疑者は4丁も所持していたということです。
青木容疑者はなぜ4丁もの銃を所持していたのでしょうか。
考えられることは
- 地域性
- 先祖代々そういう家庭
- 青木政憲容疑者自身の趣味
などでしょうか。
犯行当時、青木政憲容疑者の服装は迷彩服の上下、サングラス、マスクといういでたちでした。
長野県中野市江田という場所は畑が広がる大変静かでのどかな場所です。
迷彩服で町を歩いていたらかなり浮いて目立っていたことでしょう。
青木政憲はミリオタで中野市猟友会に所属?

出典:読売オンライン
青木政憲容疑者についての近所の評判はどんなだったのでしょうか。

事件で思い出したのですが、政憲さんはサバイバルゲームが趣味と聞いたことがあります。
青木政憲容疑者はサバイバルゲームが趣味だったと聞くと「やっぱり!」と思わずにはいられません。
服装を迷彩服の上下できめていた理由がわかります。
サバイバルゲーム、通称サバゲーとは、BB弾を発射するエアソフトガンを用いるレジャーです。 2つのチームに分かれて、実際に撃ち合いながら陣取り合戦などを行い遊びます。
サバゲーは遊びですが、遊びではあきたらず、リアルに銃を持ちたかったのでしょうか。


青木政憲容疑者がなぜ銃を持っていたかは、サバイバルゲームという趣味が講じてリアルに銃を持ちたかった可能性があります。
そして調べていくと中野市では中野猟友会という団体があることもわかりました。


NAKANOスナップ
5月15日、牧ノ入の中野総合射撃場において、中野市猟友会射撃大会が開催されました。
当日は射撃技術向上と鉄砲取り扱いマナーの修得を、目的に会員34人が参加し、トラップ・スキーと2部門の射撃競技が行われたほか、事故・違反防止の研修会や有害鳥獣駆除実技講習会なども行われました。
参加した皆さんは、日ごろの練習の成果を競い合いました。
猟銃の許可を取りたい目的はやはり猟友会などでの大会に参加したい気持ちからだったのではないかと推測できます。
数年前に猟銃免許を取得したといい、地元の猟友会に所属。知人男性は正道さんから「息子が猟銃所持の免許を取った」と聞かされ、「何で取る必要があるのか」と疑問に思ったという。
時事通信
青木政憲容疑者は地元の猟友会に所属とのこと、中野猟友会だと考えられます。
知人が猟銃所持の免許を取る必要があるのか?と疑問視するのはわかります。
青木容疑者はひきこもり時代があったとのことで両親はひきこもりをやめて外にでてくれるならやりたいことをやらせようと考えていたのかもしれませんね。



政憲さんは、何か機嫌が悪いと意味不明なことを言いながら『こら』『おい』とか叫んで近所をうろつくので、みんな避けていた
青木容疑者についてはこういった事件を起こす人じゃないという話もあるなか、みんなが避けるような言動もみられていたということなので、精神的に不安定な所があったのでしょうか。
青木政憲はなぜ銃を持っていたのか?ミリオタで中野市猟友会所属か?まとめ
警察庁によると猟銃を所持するためには許可が必要です。
技能検定に合格し、警察による調査がおこなわれるとのこと。
申請するにあたり、精神科や心療内科の診断書も必要とのことで3年更新で技能講習や経験者講習を受けなければならないとされています。
親子喧嘩が絶えなかったとの報道もあり、親族でない他人が犠牲となってしまった今回の事件で、動機の解明が行われているとのこです。