大阪市旭区の集合住宅で81歳の女性に暴力をふるい殺害しようとした疑いで、介護職員の前田祐二容疑者(36)が逮捕されました。
前田容疑者は「パンジー介護サービス」の訪問介護職員で「言うことを聞かずいらついた」と話し、殺意を否認しています。
この記事では
- 前田祐二容疑者の顔画像
- 前田祐二のfacebook
- 訪問介護時の勤務体制は?
について調査しました。
前田祐二が高齢女性の介護中に暴力!
前田祐二容疑者が81歳の高齢女性を殺害しようとした疑いで逮捕された事件。
2022年4月14日の午前7時から7時30分頃、前田祐二容疑者は大阪市旭区大宮のマンションに住む81歳の女性の介護のためにきていて、腹や背中を数回殴り、膝蹴りするなどしたということです。
女性は車椅子生活をしており、耳が不自由で意思疎通が難しかったといいます。
前田祐二容疑者は
「日常的に暴力を振るった」
「言うことをきかないことにイラついたから」
と話していますが、殺意は否認しています。
女性は肋骨を折るなどの全治3ヶ月の重傷です。
前田祐二の顔画像やfacebookは特定できるか?

前田祐二容疑者のマスク越しの顔画像です。
眉毛の濃い36歳というより40代以上に見えます。
日頃から暴力を振るっていたことは認めていますが殺意は否認しています。
前田祐二容疑者のfacebookを調査しました。

「前田祐二」という名前のアカウント複数あり、一つ一つ確認した中に前田祐二容疑者の送検された時の顔画像と非常によく似た顔のアカウントがありました。
居住地も同じですが、特定するには不十分でした。
容疑者についてわかっていることは以下のとおりです。
- 名前:前田祐二
- 年齢:36歳
- 職業:介護職(歴3年)
- 容疑:殺人未遂
前田祐二の勤務体制に問題か?


前田容疑者は「パンジー介護サービス」という事業所で働いていました。
大阪府の介護事業所検索で「パンジー介護サービス」を見ると2022年12月3日の時点で6人いる従業員のうち1人だけ男性がいることがわかります。
この一人が前田容疑者のことでしょう。
男性従業員は少ないので貴重な存在だったはずです。
このマンションには女性を含む要介護者5人が入居し、前田容疑者が入浴などの介助をほぼ一人で担当していた。
時事通信社
入浴介助は大変な作業なので男性の介護士がいると非常に助かると聞いたことがあります。
前田容疑者は女性を含む5人の利用者について、「去年の末(すえ)から1人で、ほぼ泊まり込みで介護をしていた」と説明しているという。
ABEMATIMES
パンジー介護サービスは年末から人出不足だったのでしょうか。
泊まり込みで一人で介護というのはありえない状況です。
「言うことを聞かないことにいらついた」と前田容疑者は供述しています。
前田容疑者がやったことは許されることではありませんが、耳が聞こえず、意思疎通できない認知症などの利用者の介護は難しいです。
そのうえ、一人の負担が大きかった可能性もあります。
著者の父親も耳が遠い上に、認知症なため、こちら側の言っていることをほぼ理解することができません。
訪問ヘルパーを利用していますが、「〇〇しますよ〜」という言葉に対しても無反応ですし、時々なにが原因なのかわからないですが、怒っていることもあります。
それでも父に対して笑顔で接してくれているヘルパーさんにはいつも頭が下がる思いです。
しかし、暴力はだめですよね。
5人の利用者を一定期間ずっと一人で介助するというのはありえないのではないでしょうか。
事業所が日頃の利用者の状態を共有していれば、もしかしたら防げたことかも知れません。